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「自宅」を買うことは、最もシンプルで強い資産戦略である

投資ブームの時代に、あえて「自宅を持つ」という選択肢を真剣に考えてみませんか。
今の時代、金(ゴールド)・積立NISA・FX・AI投資など、さまざまな「お金の増やし方」が話題になっています。
しかし、実際に何十年後の自分の生活を守る力があるのは何か──この記事では、その答えを自宅不動産の観点から整理してみます。

「自宅」が持つ4つの力

自宅不動産は、単なる「住む場所」ではありません。
実は次の4つの機能を同時に持っている、非常に優れた資産です。

【1】インフレから資産を守る「現物資産」
現金や積み立て型の金融商品は、物価の上昇(インフレ)が続くと実質的な価値が目減りしていきます。
たとえば昔はラーメン3個で10円だったものが、今は1個70円という時代です。
将来の物価が今の何倍になるかは誰にも分かりませんが、土地や建物という「現物資産」は、物価と連動して価値が上がりやすい性質を持っています。

【2】生活と事業を支える「拠点」
どこに住むかは、仕事の質・出会う人脈・手に入る情報に直接影響します。
都市部や再開発エリアなど、今後も人やお金が集まる場所に自宅を持つことは、日々の事業活動にもプラスになります。

【3】万一のときに家族を守る「保険機能」
住宅ローンには、団信(団体信用生命保険)という仕組みが付くことが一般的です。
これは、ローンを借りている人が亡くなった場合などに、残りのローン残額が免除されるという保険です。
つまり、自宅を購入することは「死亡保険+資産の確保」を同時に実現しているのと同じ意味を持ちます。

【4】老後の「住居費ゼロ&収入源」という選択肢
ローンを完済すれば、その後の住居費はほぼゼロになります。
さらに必要なときには売却して現金を手にしたり、賃貸に出して毎月の家賃収入を得たりする道も開けます。

積立NISAや金(ゴールド)だけでは足りない理由

「月5万円を40年間積み立てれば老後は安心」──そう思っている方は多いかもしれません。
しかし、計算してみると少し違う現実が見えてきます。

 • 月5万円 × 12か月 × 40年 = 元本2,400万円
 • 仮に年利4%で運用できたとしても
 • 同じ期間、物価が毎年2〜4%ずつ上がり続けるとしたら
→ 実質的な購買力は、ほとんど増えていない可能性があります。

また今、金(ゴールド)の価格が過去最高水準になっていますが、ここで注意が必要です。
各国の中央銀行や政府がこぞって金を購入しているのは事実です。
しかし、ブームに乗って後から飛びつく一般の人が最終的に損をするパターンは、歴史上何度も繰り返されてきました。

「金そのものが悪いのではなく、ブームに便乗して一発逆転を狙う姿勢が危険だ」ということです。

投資で成功している人に共通する「順番」

株やFXだけで生活できる人は、全体の1%にも満たないと言われています。
多くの成功した投資家に共通しているのは、「本業(実業)でしっかりと稼ぐ力を持っていた」という点です。

イーロン・マスクも、自分が経営する会社の株(持分)によって富を積み上げました。
「投資で楽をして老後を乗り切ろう」という発想ではなく、まず本業を育て、余裕が生まれたお金を投資に回すという順番が大切です。

時間とともに自然に価値が増えていくもの──たとえば庭に植えた木が大木になって何倍もの値がつくように──そういうものを持つのが本来の「投資」です。
そして、人が集まる場所に持つ自宅不動産は、まさにそのような「育つ資産」です。

では、何から始めればいいのか

自宅を購入しようか迷っている方に、まずお伝えしたいのは次のことです。

「老後のために金や積立NISAだけを増やすのではなく、
“どこに、どんな自宅という資産を持つか”をセットで考えてみてください。」

金融商品も悪いわけではありません。
ただ、「実業で価値を生み出す力」と「インフレに負けにくい自宅不動産」の2つを持ってこそ、その他の投資が本当の意味で”攻め”に転じることができます。

インフレ、通貨価値の低下、投資ブームの崩壊……不安定な時代を生き抜くための一番の基盤は、
ブームに踊らされることなく、自分の仕事と自宅という「現物の資産」を手に入れることです。

それが、何十年というスパンで見たとき、最もシンプルで、最も確かな資産戦略だと思います。